デンジャーボーイ
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1 プロローグ

 あなたを忘れることはできないのでしょうか? 
こんなに苦しくて切ない思いをするくらいなら、 
いっそ出会わなければ良かったとすら思える程に愛しい人。 
誰も教えることができなかった気持ち、 
幸せも嫉妬も不安もすべてあなたが教えてくれた。 
そして、私は恋を知った。 

 心が壊れてしまうくらいの思いを抱えたままで、幸せになれるのかしら? 
どうしても繰り返されるだけなのに、それでも運命に逆らってみたい…。 
何度も足掻き続けて、何度も絶望したのに、まだ、忘れられない。 
 何もいらない。あなただけがすべて。 
そう言えたのは遠い昔の事なのだろうか? 
守るモノが多すぎて、今は思い出の中のあなただけが私の幸せ。 
美化される美しいだけの残酷な恋物語。 
誰に語るでもなく、私だけの秘密の幸せ。 
思うだけでも罪になるけれど、今さらもう止められないの…。 
この罪を償うために、人生を捧げてもかまわない。罪であろうと、 
かけがえのない気持ちだけはゆずれない。 

あなたを忘れたい…。 






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