愛死天流愛死天流あいしてる 愛死天流

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1 プロローグ
 将来の夢は何ですか?
そんな質問をされて、色々と答えられたのは遠い昔だったのかもしれない。
私は今受験生。
夏休み前から進学塾にも通い始めた。
目指すは4年生大学!!
 聖女には短大があるけど、そこにエスカレートで進むつもりはない。
だから、頑張らなきゃいけない。

もちろん、遙と会う時間が減ってしまったけど、遙も遙でバイクの免許を
取るために教習所に通い出した。
  太郎くんの方が誕生日が早く、すでに免許を取得したのがくやしいのか、
遙は短期コースで頑張っている。
毎日、炎天下の中スクールに通う遙は、とても楽しそうだった。
私は毎晩遅くまでの塾通いが、なんだかつらかったけど、そんな遙を見て
ると頑張ろうって気持ちになれた。
「免許取れたら、真っ先に志緒理を乗せるからな!」
なんてうれしそうに言われて、以前に乗ったことを思い出してちょびっと
だけ不安になりながらも、今は充実している。
両親と遙もとても仲良くなって、最近は頻繁に一緒に晩ご飯を食べたりし
てるし、ホントに幸せだと思っていた。
 だって、ほんとに幸せだったんだもん。
将来に対する不安はあったけど、私は幸せなんだと思う。


 だって、将来があるんだもん。
私には未来がある。
こうして、悩みながらも明日が来る。
それが、一番の幸せなんだと、わかった。
そんなのわかりたくもなかったけれど………。







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