「佳織!一緒に帰ろうぜ」
放課後、約束通りに隆史が、私を迎えに来た。
クラスの数人が、私をうらやましそうな目で見ている。
うらやましいと言うより、もう恨めしいに近いかもしれない…。
はぁぁぁぁぁぁ。
大きなため息と共に、隆史の隣に駆け寄った。
「どうした?ため息をついた分だけ幸せが逃げるって知ってる?」
もう、幸せいっぱい逃げてるよ。
私はとりあえず学校を卒業さえして、高卒って学歴さえ手に入れればそ
れだけで良かったんだ。
学校生活に、夢も希望も持っていなかったのに、なんでこうなってしま
ったんだろう?
私の悩みも知らずに、隆史は私の指に自分の指を絡めた。
隆史の体温が、指先から伝わる。
そして、プラチナムの爽やかな香りを感じた。
うん、やっぱりいやがらせされても仕方ないかも……。
「私ね、同じ学校の男の子とつき合うのって、抵抗あったんだよ。で
も、こうやって一緒に下校するのって、案外楽しいね」
「…だから、同じ学校だって黙ってたの?」
少し、つないだ指先に力を入れながら、隆史は綺麗な三白眼で軽く、私を
睨んだ。
「違う!ってか、違わないんだけど、違う」
「…佳織、ちゃんと日本語喋ってくれなきゃ、意味わかんないんだけど」
いや、だから……。
「隆史以外の男だったら、きっと今でも私はそう思ってたのよ。だから隆
史も同じ考えなら、かなりウザイだろうなって………。
でも、隆史と私同じ学校で良かったと思ってるよ!ホントだよ」
「ふーん。オレは中学の時の彼女も同じ学校だったけどな。ずっと一緒
にいられる方がいいじゃん」
「それはそうなんだけどさ。ほら、ケンカしたとか、別れたとかより戻
したとか、自分たちより周りの方が騒いじゃうでしょ?
ああいうのが、苦手なのよ」
そう、今も苦手なんだけどなぁ。
不必要に騒がれるのって…。
でも、こうやって、隆史と一緒に手をつないで帰れるなら、騒がれてもい
いや♪
「で、カップルで下校初体験の佳織ちゃんは、もちろん寄り道デートもな
いんだろ?
これからどっか行く?」
にっこりと、誘われてしまった。
もちろん、私は大きくうなずいた!
デートだって♪デート!!
「なんか、より恋人って感じだよね!!」
「いや、すでに恋人だし?」
「うん」
あんまり深い事は突っ込まないで頂戴。
今、幸せを噛みしめてるんだから。
仲良く手をつないで、途中の駅で降りた。
そこから、ファーストフード店に入った。
ああ、かなりラブラブって感じじゃん!
こういう、初々しいデートって久しぶり!
会ってヤルだけとか、飲みに行くとか、相手の家だけってのが多かった
から、すごく新鮮に感じる。
しかも、相手は大好きな人♪
「家、近くって今朝言ってたけど、どの辺?送るよ」
「え、悪いからいいよ。駅からだと遠回りになっちゃうし」
遠慮した私に、隆史は少し怒ったような顔をした。
「彼女だろ?ちゃんと送られなさい!
それとも、親に怒られたりする?男と一緒だと……。それなら近くま
でにするよ」
そんな事まで心配してくれるんだ?!
なんか、凄くうれしいぞ。
胸の奥がほんのりと暖かくなってくる。
「大丈夫だよ。私はおばあちゃんと二人で暮らしてるから、あんまりう
るさくないんだ」
隆史は、私のセリフに何か思う所があったのか、一瞬真剣な目で私を見た。
「両親はいるんだろ?」
「ん、母親はいるけど、色々あって今は一緒に生活してないの」
「そっか…」
それ以上は聞かないで、話を上手く変えながら、隆史は家の前まで送ってくれた。
「どうせなら明日から一緒に登校しよっか。
朝、迎えに来るよ」
そう言うと、小さなキスを一つくれた。
「じゃあな」
あっさりと、背中を向けて歩き出す隆史を見送りながら、私は自分の唇
にソッと触れてみた。
挨拶程度のかわいらしいキス。
ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
私、ドンドン隆史を好きになってる。
昨日より今日。
朝より帰り。
一時間前より、一分前より、一秒前より今、より隆史を好きだ。
「ただいま!!!」
元気よく玄関を開けて、2階の部屋へと入った。
ああ、明日が楽しみ!
一緒に登校だって!
しかも迎えに来てくれるなんて、もう、笑いが止まらない!!
またまた、興奮しすぎて眠れなかった…。
だって朝から隆史に会えるなんて、想像しただけでうれしくって。
しかもお化粧とか、ヘアメイクとかいつもより念入りにしなきゃいけないから、
目覚まし時計をいつもより早めにセットしたのが悪かったのかしら?
時間が気になって眠れなかったのよね。
おかげで、メイクのノリが悪い…。
登校メイクだから、かなりナチュラルにしなくちゃいけないのに、ファ
ンデが浮いてるし…。
くっすん。
ああ、ぶさいく。
寝不足で、クマちゃんまでくっきり居ついてるし……。
「佳織ちゃん、お友達が誘いに来てるよ」
おばあちゃんが、玄関から私を呼ぶ声が聞こえる。
ゲッ!
もう、来たんだ?
えーん、もうちょっと時間が欲しいよ……。
でも、待たせるなんて失礼な事もできないし……。
「わかった!すぐ行く」
「おはよう」
朝から、麗しい恋人はやっぱり美しくて、その隣に並んで歩く事に気後
れしてしまいそう。
「おはよ」
「かばん持つよ」
隆史は私が持っていた、学生かばんを自分のかばんと重ねながら、肩にかけた。
教科書のほとんどを学校に置いているから、かなり軽いだろうけど、
男前に荷物持ちなんかさせてもいいのだろうか?
「今日さ、学校終わったら、オレん家来る?
昨日、地元のツレと電話してたら、彼女紹介しろって話になったんだけど」
彼女として、隆史のツレに紹介?!
「行きたい!!」
あっ!
でも、かなり化粧のノリが悪いんだ…。
「じゃあ、帰り教室で待ってろよ」
「うん」
コレは何があっても、休み時間の間にばっちりメイクに直さなくちゃいけないわ!!
髪型も、ちゃんとしなきゃだし、今日はとっても忙しくなりそう。
学校近くになると、さすがに生徒がたくさんいて、私と隆史をジロジ
ロと見る、いやぁな視線に晒されてしまった。
でも、今の私にはそんな視線さえも、平気!
ふん!うらやましいだろ?
って感じ。
「じゃあ、帰りにな」
校舎に入ると、隆史は自分の教室へと行った。
私も、自分のクラスに入ると、またまたいやがらせが……。
デカデカと油性マジックで、私の机に「ブス」の二文字。
コレって、いじめなんじゃ?
私って、いじめらっ子?
………。
「おはよう…」
かなりダルそうに教室に入って来た和美は、私の机を見るなり、慌て
て教室を飛び出そうとした。
「ちょっと待って!どこ行くつもり?」
そんな和美の腕を掴みながら聞くと、和美は大きく私を振り返った。
「決まってるでしょ。隆史くんの教室。
ちゃんと言わなきゃわかんないのよ、あの男は」
「大丈夫。こんなのは平気だから隆史には黙ってて。
言わなきゃいけなくなったら、自分で言うから」
「…ホントね?」
「うん」
こんな些細な事で、今の幸せをぶち壊しされたくない。
隆史に、煩わしい思いなんてさせたくない。
「しっかし誰が書いたか知らないけど、根性あるよね、佳織にケンカ
を売るなんて」
「どういう意味よ?」
「別に」
和美はニヤっと意味深に笑った。
一応、コレでも落ち込んでるんだから、あんまり傷口に塩を塗るよう
な発言は控えて欲しいのよ…。
ったく。
そんな事よりも、メイクよ!メイク!
手鏡を机に置いて、いつもより念入りに化粧直しを始めた。
すると、わざと聞こえるような声で…。
「厚塗りでもしなきゃ、あの顔じゃ隆史くんと釣り合いとれないよねぇ」
………。
ああ、もういいかげんにして!
叫びたい気持ちをグッとこらえて、私は化粧に没頭した。
結局、やっぱり、と言うか、授業中はまたまた爆睡をしてしまった私は、
やっと昼休みに爽快な気持ちで、目覚めた。
「今日はどうする?また食堂行く?それとも購買でパンでも買う?」
そうだ!
昨日食べ損ねたうどん!
「うどん食べるから食堂」
和美は、笑いながら私と一緒に食堂へと歩いた。
今日はちゃんと足下に気をつけながら、トレイを持ってテーブルに座って、
や っと念願のうどんを食べる事ができた。
「やっぱり、ここだったんだ」
ズルズルと麺をすすっている私の頭上で、聞き覚えのある声。
「ん?」
「和美ちゃんの教室まで行ったんだけど、居なかったからココかなって思って」
一樹くんが隆史と連れ添って、和美の隣に座る。
「昼休みまで一緒だと、ウザイ?」
隆史は、ニッコリと笑いながら私に聞いてきた。
昨日のセリフをしっかりと覚えている。
「だから、相手によるってば」
わかってるくせに。
ホント、意地悪。
「美味そうだな。一口くれる?」
疑問系で言いながらも、私の返事を待たずに隆史は箸を取り上げて、食べた。
きゃぁっ!
コレって間接キス?
いやぁぁん、恥ずかしい。
と、テレ喜びしている私に、またしても邪魔が入った。
「ちょっと、隆史くん。なんで食堂にいるの?愛が作ったお弁当は?」
昨日、私に足をかけた女の子たちが、すごく怖い顔で私を睨んでいる。
愛が作った弁当?
なんじゃそりゃ?
「昨日言ったろ?
もう、弁当はいらないって」
隆史は、彼女達にきっぱりと言い放った。
拍手喝采したいシーンだわ!!
ああ、それなのに、それなのに。
「だって、毎日学食じゃ栄養が偏るじゃない。
あなたも彼女なら、彼氏の健康管理くらいしたらどうなのよ?
最も、自分のお弁当すら作れないみたいだから、無理なんだろうけど」
なぜに、私にとばっちりが来るの?
「矢代たちには関係ないだろ?
ソレは佳織とオレの問題なんだから」
「でも私たち、毎日日替わりで隆史くんのお弁当を作るのを楽しみにして
いたのよ。
明日だって千春の番だったのに、千春がかわいそうだわ!」
…………。
順番に弁当を作っていたの?
アホくさ…。
そんなの、作りたい時に作ればいいのに。
「ホント悪いけど、もうオレに構わないでくれない?」
隆史のこの一言に、一人の女の子が泣き出してしまった。
「………」
さすがに隆史も困ったらしく、口を閉ざした。
「酷いわ!今まで隆史くん、愛が作ったお弁当をおいしいって食べてくれ
てたじゃ ない。
だから、頑張ったのに…」
泣き出した子が、愛って子らしく、お弁当をギュッと大切そうに胸で抱き
しめなが ら、涙で濡れた目で私を睨み付けている。
「……はいはい、私にどうしろと?
明日から隆史に私が弁当を作れば満足なの?
違うんでしょ、どうせ。
自分たちが作ったのを食べてもらいたいんだよね。
だったら最後にもう一週だけ作って、食べてもらえば?」
「何、勝手に決めてんだよ?」
私の提案がかなり不愉快なのか、隆史はくっきりした狐目で私を睨んだ。
じゃあ、どうしろと言うの?
「オレは佳織とつき合ってるのに、何でほかの女が作った弁当を食べなきゃ
ならな いんだ?」
「………」
不謹慎だと誰に思われてもいい!
こんなセリフを言われたら、かなりドキドキしてしまう。
今の私は凄く幸せものじゃない?
隆史が、こんなに彼女を大切にするなんて、想像できなかった。
「佳織の言うとおりじゃないかな。今まで散々利用してたのに、彼女がで
きた途 端、必要ないじゃ、彼女達だって、むかつくわよ」
和美が、この場をまとめようとしてくれた。
「いや!」
愛は、泣きじゃくりながら、私にお弁当をぶつけた。
何するんだ?
弁当袋に入ってたたから良かったものの、中身が制服にかかったらどうし
てくれるんだ?!
「なんで、そうやって彼女面してアンタ達が決めんのよ?
許せない!私たちはちゃんとルールを守って隆史くんと接してきたのに、いきなり
なんでこんな女に取られるわけ?」
「ルールって何だよ?
かったるくないの?
グループでなきゃ、好きな男に告る事もできないし、弁当だっ
て勝手に作れないなんて、そんな恋愛ごっこしてて楽しい?
私は、生身の男が欲しいの!
アイドルの追っかけしてんじゃないんだからね!
高校生にもなって、恋愛の仕方もわからないんじゃ、いつまでたっても彼氏できな
いんじゃない?」
ああ、学生ごっこがしたいなら、私が居ない所でして頂戴!!
「失礼ね!
私たちは、ちゃんとみんなの事を考えて、ルールを作ってるわよ」
さっきから思ってたけど、矢代って呼ばれた女の子がリーダー格っぽい。
昨日、私に足を引っかけたのも、多分コイツだろう。
うーん、どうしてやろうかしら?
「はいはいはい、ルール、ルールってそんなにルールが大切なの?
初志を間違っていない?
本来は、隆史の為にあるべきルールでしょ?それが何よ?
隆史を困らせてしまってるじゃない。本末転倒って言うのよ、こういうの。中学で
習ったでしょ?
これだから、自分よがりな恋愛しかできない処女って嫌いなのよね」
「なっっ……」
矢代は、顔を真っ赤にさせて、体中を震わせている。
あら、当てずっぽうだったんだけど、意外とマジかも。
「あはは、ホントに処女だったんだ。ごめんね」
いやぁ、意外だわ。
それなりにメイクもしてるし、多少遊んでるって感じだから、まさか?とも思った
のに、ホントに処女だったとわ。
こういう類の女って、ソレを隠してるタイプが多いんだよね。
自慢すべき事だと思うのに、なんで隠すんだか。
「佳織、今日はその辺にしといてあげたら?
泣きそうだよ。かわいそうじゃん」
和美は満足そうに笑いながら、私を止めた。
「………」
弁当を投げつけられて、つい、言ってしまったけど、私ってば隆史の前で…。
あんなセリフを////
うわぁ、どうしよう。
隆史の顔をチラリと横目で見た。
「うどん、冷めちゃったな」
………。
間の抜けたコメントありがとう。
昨日といい、今日といいいつになったら、まともにランチが取れるんだ?
やっと放課後になって、隆史が私を迎えに来てくれた。
休み時間にそれなりにメイク直しをしたけど、ちょっと不安。
「そんな緊張しなくてもいいよ。
幼なじみだから」
その言葉を鵜呑みにした、私ってばホントお馬鹿さんだと、思う。
だって、紹介された幼なじみは、これまたビックリの男前。
もちろん、隆史よりかは劣るけど。
「初めまして、佳織です」
「京介だけど…多分、初めましてじゃないと思うよ」
ん?
なんでだ?
「数年前に遙先輩に紹介してもらったもん」
ああ!
隆史に一目惚れをした溜まり場の持ち主、遙先輩。
「マジで?遙先輩の知り合い?」
隆史も、懐かしいその名前に反応した。
「オレの予想が正しければ、彼女、その頃から隆史の事好きだったと思うけど」
やば!!
バレてるよ!!
「マジで?」
私を覗き込んだ隆史の顔が途端に優しく微笑んだ。
私の顔、真っ赤になってるから、その通りと言ってるようなモンじゃない。
「へぇ、そんな前からオレの事知ってたんだ?」
うっわぁ、どうしよう……。
なんか、弱みを握られた気分。
「でも確か彼氏いたよな?」
うわぁ、なんでそんな事まで覚えてるんだよ、京介くんは!!
「・・・うん。あの後すぐに別れたけどね」
隆史は、少し悩んだように表情を曇らせた。
「もしかして、オレ、知り合いと穴兄弟かもしれないんだ……。
元彼の名前、聞きたくないや」
お、お願いだから、その美貌でそんな下品な言葉を使わないで!!
「隆史にもちゃんと彼女ができて良かったよ。コイツ、一人暮らしのくせに、かな
り寂しがり屋なんだ。
だから、毎日相手してやってくれよな」
「…隆史が迷惑じゃない限り」
「聞いただろ?佳織っていつもこんな調子で、遠慮ばかりするんだ。オレ、かわい
そくない?」
「普通だろ?
お前が遠慮なさすぎるだけじゃないの?」
京介くんといる隆史って、学校の隆史と違って、すごく楽しそう。
やっぱ、地元のツレって大切だよね。
うん。
「じゃあ、オレも遠慮して帰ろうかな?
隆史の彼女の顔も見た事だし」
「えっ?もう?」
思わず聞いてしまった。
だって、ホントに顔を見ただけなんだもん。
モノの10分くらいだよ。
「帰れ!その方が、二人の時間が多くなる」
「やっぱり隆史が遠慮ないだけみたいだな。
まぁ、ホントに帰るよ。
これから用事があるし」
引き際が鮮やかと言うか、なんて言うか、あっさりしてる。
「じゃあ、またな」
隆史は、お見送りもせずに部屋のテレビを付けた。
「何か見る?
その辺に適当にビデオ置いてあるから。」
隆史の指した方に視線をやると、無造作に置かれた数本のビデオがあった。
見事にラブロマンスばかり揃ってある。
「隆史って、アクションとかSFとか見ないの?」
「え?ああ、昨日整理したんだ。
ほら、男が見るビデオとか隠しとかなきゃダメだろ?だから、佳織が好きそうなの
だけ出して置いた」
男が見るビデオ?!
もしかして、えっちなヤツ……だよね?
隆史でも、見るんだ?
「別に隠さなくてもいいのに」
あんまり気にならないし。
ってつもりだったのに、隆史は勘違いしてしまった。
「え?一緒に見たかった?
そう言えば、昼休みも過激な発言だったよな。
生身の男がいいって」
………。
うわぁ、ホントだ。
私ってば勢いにまかせて、なんて発言をしてしまったの?
今更ながらにてれてしまう。
「どうする?
何を見るか決まった?」
1本だけ混じってあった、アニメ映画を隆史に渡した。
だって、洋画だと字幕追うのに必死になって、隆史と会話もできなもん。
「私、この監督の映画ほとんど見てるよ。
いいよね」
「オレも!
でも、やっぱ一番好きなのは、ラピュタかな」
あの、空に浮かぶ島の話。
「私はナウシカが好きかな」
お喋りしながら、私たちはお互いの身体を密着させていた。
肩に回された隆史の腕にもたれながら、私は安心して眠ってしまった。
ビデオの最中に……。
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