「佳織、今度博多に店出すんだけど、下見に一緒に行かない?
家族旅行を兼ねてさ」
「行く!」
まだ、幼稚園になる息子を抱き上げながら、私は大きくうなずいた。
「即答かよ?」
クスクスと笑ってる隆史。
その隣は私と子供。
絵に描いたような家族。
たくさん、泣いたね。
たくさん、笑ったね。
たくさん、恋をした。
でも、私は隆史を選んだんだ。
隆史も私を選んでくれた。
一億人いる中から、私たちは同じ時代に産まれて、恋をした。
そして、家族になった。
今は幸せなんだ。
いつか、ずっと先の話
子供が恋に悩んだ時は、一緒に悩んであげたい。
そして、パパとママの物語を伝えたい。
遠回りしても、運命の出会いはホントにあったんだと。
いくら泣いても、運命の恋は必ず叶うんだと。
そして、運命を決めるは自分の中にある強い恋心。
隆史の仕事はかなり順調です。
東京、大阪、名古屋に支店を出して、今度は博多にまで手を広げるらしい。
彼の夢は日本に支店を出すこと。
そして、私はそんな彼の支えになるような家庭を作ること。
愛してるよ、これから先もずっとずっと続く恋物語。
「隆史、愛してるよ」
「オレも」
終わり
―――――あとがき―――――
読んでくれてありがとうございました。
ホスティを書き初めて何年過ぎたのでしょうか?
やっと完結しました。
この物語は、実話を含んでいて、凄く凄く書くのがいやになる時期もあり
ました。
自分の触れたくない過去を文章にするのが辛くて、投げ出したい気持ちに
もなりました。
でも、カキコミをくれた皆様や読んで下さってる方々のはげましのおかげ
で、頑張ることができました。
ホントにありがとうございます。
最初は二人には悲しい結末を考えていたのですが、あまりに多くの方が
幸せを望んで下さったので、こういう終わり方になりました。
私てきには、これ以上二人の話題を膨らませる事ができないくらい、です
(笑)
何もかもを犠牲にして、時には違う相手に逃げたりしても、それでも忘
れられない人がいる。
そんな恋をしているかたに、是非読んでもらいたいと思って書き出したホ
スティ。
ホントに、たくさんの応援を頂き、かなり感謝しています。
佳織と隆史の物語は完結しましたが、今後もお姫様の遊戯を楽しんでい
ただけたらうれしいです。
もちろん、私自身、楽しんでもらえるような物語を書ければと思ってます。
長い間、ありがとうございました。
|